NHK大河ドラマ『武蔵MUSASHI』の一場面でしょうか? 佐々木小次郎と中国人武芸者との決闘シーンをめぐって海外の視聴者が熱い(?)議論を交わしていました。この手の話となると熱くなるのはどこの国もまあ似たり寄ったりなのでしょうが‥。
●中国人は多くの無駄な動きをしている。一方、日本人には無駄な動きは一切ない。
●こんなのフィクションだろ?
●これは興味深いね。明の時代、倭冦が中国の沿岸部を荒し回っていた。しかしそれに対して中国側は撃退できずにいた。今まで見たこともないその剣術に手を焼いていたからだ。そこに登場したのが明の将軍・戚継光だった。かれは倭冦の剣術が棒術を基本としていることを見抜いた。そしてそれに対抗するテクニックを開発したんだ。倭冦を撃退できたのは彼のおかげだ。
●中国人らしくない風体だな。
●中国語の発音がひどいな!
●両者ともフィリピン人にはかなわないよ。ドテルテ大統領のもと、フィリピン人は最強の民族になるんだ!
●中国人は手の内をみせすぎだ。あの時点で勝負はあったんだよ。本物の武芸者はそうやすやすと手の内をみせないものだ。
●あんな軽い木の棒で重い大刀を防ぐことはできないよ。悪いけどこれは嘘だね。
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よく見ろ。小次郎は柄の部分で大刀を受け止めている。技術的には不可能ではない。
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見たけど重い大刀はあんな一本の棒では到底支えきれないよ。しかも小次郎は大刀を支えるため前に踏み込んでいない。横に逃げているだけだ。あれじゃ支えきれないよ。
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これはただのキワモノ映画だ。そうムキになりなさんな。
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ハハ、まったくだ!
●あの中国刀はいかにもなまくらっぽいな。
●中国のカンフー映画じゃ、日本人はいつも中国人に負けてるぞ
●カンフー、ざまあ
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弱っちいのは空手だろ。
●中国武術は花拳繍腿(訳者注:見かけ倒しの拳法)だからな
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空手のルーツは福建の白鶴拳だ。ということは空手も花拳繡腿といえるんじゃないのか?
●これは嘘だ! 実際に戦ったなら負けるのは日本人の方だ! 中国武術は日本のそれより長い歴史があり、技術的にも高度に発達している!
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お前の愚かさの方がよっぽど発達しているよ。
●中国人武芸者より日本人通訳の方が中国語がうまいってのも奇妙だよな‥
●日本映画では中国人が負けるし、中国映画では日本人が負けるんだよ。
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アメリカ映画ではロシア人が負けるし、ロシア映画ではアメリカ人が負ける。
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君の言う通りだ
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現実世界で負けているのは中国人だけどな‥
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歴史的には日本が勝っているぞ
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韓国人だけど韓国映画では中国人と日本人はよく描かれているような気がする‥
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